2000年8月分編集日記

8月31日:再び、国会図書館に出向いて、「赤旗」と「日本と中国」を複写してきました。ところで、国会図書館でもっている寺尾五郎著「日中不戦の思想」は、55ページから70ページまでが落丁になっていることを確認しました。貴重な資料を記録する国会図書館の文献に落丁があるとは困ったものです。

8月31日:光岡玄氏の「善隣学生会館流血事件の意味するもの」の掲載の見合わせの事情は、以下の通りです。

 2000年8月25日付で、社団法人中国研究所殿に、同研究所発行の雑誌「中国研究月報」のバックナンバーを注文し、合わせて、同誌に掲載されている文献のホームページ上での引用、公表等の承諾をいただくようおねがいしました。

 (社)中国研究所殿からは、著作権上の問題があるので、論文の公表等については、個々に同研究所に掲載等の許可を得るようご回答がありました。

 また、現在すでに作成済みのホームページのURLを通知して、その内容を検討していただいた結果、論文の全文掲載は著作権上の問題があるので、とりあえずそのような部分をホームページより削除し、あらためて文書にて掲載許可等の申請をするよう、要請されました。

 今回、中研殿のご指摘に該当する部分は、光岡玄氏の「善隣学生会館流血事件の意味するもの」(中国研究月報7月号)であると解釈されますので、当ホームページの管理者として、とりあえず同論文の本ホームページ上での公表を見合わせ、(社)中国研究所理事会宛てに、書面をもって、許可申請を提出することにしました。ちなみに、同研究所の理事会は9月18日に開催されるとのことです。

 以上、光岡氏の論文「善隣学生会館流血事件の意味するもの」の掲載を見合わせること、およびその事情を、説明しました。

 なお、その後の経過についても、おって当ホームページ上で、お知らせする予定です。

8月31日:(社)中国研究所殿に論文の引用等を軽く頼んだところ、予想に反してなかなか簡単には了承してくれなかったので、著作権の問題は思っていたよりも深刻に考えなければならないと思い、著作権に関する小生の見解を、サブメニューの下に格下げすることにしました。その結果、新たにメニューとして追加したのが、この編集日記です。

著作権の取り扱いに関する見解は、こちらです。

このページで公開する資料の著作権等の取り扱いについて

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