日本と中国(1967年3月13日号)は、日中友好協会(正統)本部の機関紙で、1967年当時、善隣学生会館の流血事件についての華僑学生側からの「真相」を広めるために、大量に配布されました。縮刷版のこの日付の号には第一報と続報の二つの版が収録されていて、その内容は微妙に異なっています。このページでは、双方の版を併合して、新聞の第一面でえられる情報を、Web ページ上でも同じだけのものが得られるだけでなく、その雰囲気も同様になるように編集してみました。原本は国会図書館の所蔵です。
2000年9月3日 猛獣文士


1967年3月13日号第1面

日共反中国暴力団、善隣学生会館を襲撃

中国人学生など7人が重傷

 二月二十八日から連日連夜にわたる日共反中国暴力団の善隣学生会館でおこなっているテロ行為について、“日本と中国”編集部は激しい怒りをこめて、その真相をみなさんにお伝えします。ここに報道する事実はまさしく事実であり、編集部員全員が直接、現場で闘いに参加しつつ、取材したものです。
 “日本と中国”編集部は、反中国暴力団のこのような残虐行為を断じて許せません。彼らを粉砕するまで、闘いつづけ、取材しつづけます。


続出する重傷者
二日午後四時頃暴力団再襲撃で頭部を割られた簡仁さん
二日正午すぎ頃襲撃で頭部と腹部を殴打され重態の劉道昌さん。

・善隣学生会館における反中国暴力集団の狂暴なテロ行為についての声明、日中友好協会(正統)本部

・この残虐なテロ行為を断じて許すな、日共幹部が直接指導、正統本部会員も多数重軽傷

・暴力団「日本共産党」の中国人学生に対する暴行に抗議する!中国留日学生後楽寮自治会

・殺人ねらった暴力団のテロ

・真相伝えぬマスコミ、 テロ行為による重傷者の氏名

・中日友好協会から電報、あなたがたの正義の闘争を断固支持する

(日本と中国1967年3月13日第1面)

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